魅力がある輸入食品

   
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輸入食品は魅力にあふれています。それは最初に手に取った瞬間から始まります。誰しも食品の包装を手にするとまずは文字を見ますが、袋には日本語ではない文字が書かれています。英語やフランス語、アラビア文字の場合もあり、外国の文字を見て、日本の物ではない新しい何かを思い、中身について想像を膨らませます。
食品は特にそのような機会が多く、例えばチョコレートなどがあります。フランスやイタリアはエレガントでおしゃれなパッケージに入っていることが多く、イスラム諸国の物ならどこかエスニックな香りが漂ってくるものとなっています。どんな味なのかに興味を抱くでしょうし、どんな料理が良いのかを考えるのも楽しい仕様となっています。

未知との出会い

輸入された食品には、日本で製造されていないものもたくさんあります。勿論それらの食品は初めて目にするものですから、まさしく未知との出会いになります。人は今まで見たことのないものや食べたことのないものには、とても興味をそそられます。
例えば調味料です。イタリアから輸入されるモデナ産のバルサミコ酢は、日本のスーパーで売っているようなものではなく、バルサミコ酢発祥の地モデナで作られたまさしく本物です。あるいはメキシコ料理には欠かせないサルサも重要な調味料です。中でもワカモレはアボカドをたっぷり使用したソースですが、色鮮やかでどんな味なのか想像しただけで食欲がわいてくるものとなっています。このように輸入食品は、私たちに未知の味に対しての様々な想像をかき立たせてくれるものです。

安全性

食品を選ぶとき誰しも気になるのが安全かどうかということです。時折日本では使われていない添加物が入っていたりして、問題になることがあります。そのため、輸入食品が安全なのかどうかはとても重要なのです。
まず最初に知らなければならないのは、食品は日本産であれ外国産であれ本来腐るもので、100パーセント安全なものはないということです。とすると、きちんと管理されているかどうかが重要になってきます。パッケージが破れていたりするものが論外なのは言うまでもありません。また、食品衛生法での食品添加物の扱いは、食品の加工や保存目的で食品に添加するものとされ、これは天然、合成の区別なく食品添加物とされています。昔から着色料の役割を担ってきたシソやクチナシといった植物も食品添加物です。日本ではそれらの添加物の安全性を科学的に評価し、厚生労働大臣が認めたもののみを使用するようにしています。そして、一部中国などの国を除けば、欧米先進諸国でも日本同様の基準で添加物の使用を認めています。